ねりま社会福祉士会設立20周年記念
11月定例会
2019.10.24
ねりま社会福祉士会
ねりま社会福祉士会設立20周年記念 11月研修会のご案内です。
我が国は、戦後の経済成長を通じて「一億総中流」ともいわれる所得格差の少ない社会を形成してきました。しかしながら、経済の低迷、非正規雇用の拡大等の要因により所得格差が拡大し、相対的貧困率は2015年現在で15.6%となり、全国民の約7人に1人が貧困状態におかれています。
今回の講師である橋本先生は、この現状について「日本は格差社会などという生ぬるい状態にはない!すでに階級社会になっている。」とし、階級の固定化に警鐘をならしている研究者です。講義の中では、先生が中心となって行ったSSM調査(社会階層と社会移動全国調査)と2016年首都圏調査のデータをもとに、新しい階級社会の実態とこの現状を改善していくための方策についてお話いただく予定です。
つい最近刊行された、「ソーシャルワーカー~身近を革命する人たち(ちくま新書2019)」の巻頭において、「多くの人が将来不安におびえ、貧しさすらも努力不足と切り捨てられる現代日本。人を雑に扱うことに慣れきったこの社会を、身近なところから少しずつ変革していくのがソーシャルワーカーだ。」と記されています。この研修での学びを通じて、私たちがソーシャルワーカーとして社会のために役立つ実践を高める一助になれば幸いです。
なお、今回の研修会は練馬区職員労働組合福祉事務所分会との共催で実施します。
我が国は、戦後の経済成長を通じて「一億総中流」ともいわれる所得格差の少ない社会を形成してきました。しかしながら、経済の低迷、非正規雇用の拡大等の要因により所得格差が拡大し、相対的貧困率は2015年現在で15.6%となり、全国民の約7人に1人が貧困状態におかれています。
今回の講師である橋本先生は、この現状について「日本は格差社会などという生ぬるい状態にはない!すでに階級社会になっている。」とし、階級の固定化に警鐘をならしている研究者です。講義の中では、先生が中心となって行ったSSM調査(社会階層と社会移動全国調査)と2016年首都圏調査のデータをもとに、新しい階級社会の実態とこの現状を改善していくための方策についてお話いただく予定です。
つい最近刊行された、「ソーシャルワーカー~身近を革命する人たち(ちくま新書2019)」の巻頭において、「多くの人が将来不安におびえ、貧しさすらも努力不足と切り捨てられる現代日本。人を雑に扱うことに慣れきったこの社会を、身近なところから少しずつ変革していくのがソーシャルワーカーだ。」と記されています。この研修での学びを通じて、私たちがソーシャルワーカーとして社会のために役立つ実践を高める一助になれば幸いです。
なお、今回の研修会は練馬区職員労働組合福祉事務所分会との共催で実施します。
- 日時
-
2019年11月13日(水曜日)
19時00分~21時00分 - 会場
- 名称:石神井公園区民交流センター 2階集会室
住所:練馬区石神井町2-14-1
交通:西武池袋線石神井公園駅中央口下車 北口ロータリー沿いのビルの2階です。
- テーマ
- 現代日本の新しい階級社会
- 講師
- 橋本 健二先生(早稲田大学人間科学学術院教授)
(最近の主な著書) 「アンダークラス~新たな下層階級の出現」ちくま新書2018
「新・日本の階級社会」講談社現代新書2018
「現代貧乏物語」弘文堂2016 - 対象
- このテーマに関心のある方であれば、どなたでも参加できます。
- 定員
- 100名
- 費用
- 無料
- 申込
- 事前申込は不要です。当日直接会場までお越しください。問い合わせは、以下のアドレスまでメールにてお願いします。
Mail:nerima.koho@gmail.com