熊本地震:日本社会福祉士会、6月から支援活動開始

2016.05.18

災害支援本部

 日本社会福祉士会は17日、先の熊本地震に関して熊本県から正式に支援依頼を受け、6月から支援活動を開始する方針を決定し、各都道府県社会福祉士会宛てに現地での支援にかかる協力要請を発しました。

それによると、活動地域については「市町村のオーダーを受けて2~3か所」を予定しており、活動期間は「1人につき1週間程度」が目安であるとしています。また、「ある程度の中長期をスパンとした継続的な支援を行うことを念頭に置いている」として、「1人でも多くの会員に支援者として活動していただきたい」と呼びかけています
(募集の詳細は、別途日本社会福祉士会から案内が寄せられる予定)。
 
熊本地震にかかる災害支援関連情報については、熊本地震災害支援本部のページに随時掲載してまいりますので、会員各位におかれてはご協力のほど、よろしくお願いいたします。


▼日本社会福祉士会から寄せられた協力要請▼
各都道府県社会福祉士会会長 様

いつもお世話になっております。
熊本地震関連の報告とお願いです。

熊本地震への支援について、5月14日(土)に本会の災害対策本部会議及び理事会で、本会は、(一社)熊本県社会福祉士会をはじめ全ての正会員と協働し、総力を挙げ、被災地支援に取り組むことを再度確認いたしました。

◎熊本県での動向
本会は熊本県に対し支援申し出を行いましたが、それを受け、熊本県から本会あて添付のとおり支援依頼がありました。 熊本県は5月16日、市町村が参集する会議で本会の支援申し出を伝達し、市町村の意向を募りました。 市町村からオーダーを受けて、本会としては2~3箇所の支援に入る予定です。支援に入る時期は6月頃からを目途に考えます。
◎本会の方針
今後の熊本地震に対する支援方針は以下のとおりです。
各都道府県社会福祉士会におかれましては、既に諸々の準備を行っていると思いますが、各都道府県士会の会員に対して周知とご協力を重ねてお願いします。 各都道府県社会福祉士において、お一人1週間程度を目安に支援に入ることができる会員を募集していただく等の準備をお願いします。(募集の詳細を別途事務局からご案内します。)
私たちとしては、本会災害支援ガイドラインに沿い、終了を見据えつつも、ある程度の中長期をスパンとした継続的な支援を行うことを念頭に置いています。継続的な活動のためには、沢山の力が必要になります。お1人でも多くの会員に支援者として活動していただきますよう、ご協力をお願いします。
また、支援活動には資金が必要です。引き続き、被災県士会活動支援募金へのご協力をお願いいたします。

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公益社団法人 日本社会福祉士会
  山本純江(災害担当理事)
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TEL:03-3355-6541 FAX:03-3355-6543
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