平成29年度TCAP公開講座
「こどもの本音に向き合いたい~子どもの貧困問題とソーシャルアクションを問う」
2017.11.14
低所得者支援委員会
近年、生活困窮者自立支援法や子どもの貧困対策法といった貧困・格差問題をテーマとする法律が次々と施行されています。「子ども食堂」や「学習支援」などの子どもの福祉・教育に関連した官民混在のソーシャルアクションがメディアで大きく取り上げられるようにもなりました。ようやく子どもたちを取り巻く環境の悪化に関心が集まり、それらは国民全体で取り組むべき課題であることが社会に認知されようとしています。
さまざまな制度や施策が動き始めている中、支援者であるわたしたちは、当事者の声をどこまで汲み取れているでしょうか?ともすれば大人の理想や都合を知らず知らずのうちに押しつけて、彼らの自尊心や自己肯定感を傷つけてしまってはいないでしょうか?
本年度の公開講座では、子どもの貧困問題が内包する、当事者たちが持っている強さ(strength)と可能性(potential)に焦点を当てます。長年、児童・母子福祉研究に携わられ、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県下閉伊郡に「山田町ゾンタハウス」を設立し、地域の子どもたちを巻き込んだ復興支援を続けておられる東洋大学教授・森田明美氏、最前線の当事者支援を実践されておられる子どもの貧困対策センターあすのばの方々をお招きし、当事者の本音と真正面から向き合いどうすれば彼ら自身がこの大きな壁を乗りこえていけるのか、そのためにわたしたちはどのようなソーシャルアクションを目指すべきなのかを、皆さんとともに考えていきたいと思います。
さまざまな制度や施策が動き始めている中、支援者であるわたしたちは、当事者の声をどこまで汲み取れているでしょうか?ともすれば大人の理想や都合を知らず知らずのうちに押しつけて、彼らの自尊心や自己肯定感を傷つけてしまってはいないでしょうか?
本年度の公開講座では、子どもの貧困問題が内包する、当事者たちが持っている強さ(strength)と可能性(potential)に焦点を当てます。長年、児童・母子福祉研究に携わられ、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県下閉伊郡に「山田町ゾンタハウス」を設立し、地域の子どもたちを巻き込んだ復興支援を続けておられる東洋大学教授・森田明美氏、最前線の当事者支援を実践されておられる子どもの貧困対策センターあすのばの方々をお招きし、当事者の本音と真正面から向き合いどうすれば彼ら自身がこの大きな壁を乗りこえていけるのか、そのためにわたしたちはどのようなソーシャルアクションを目指すべきなのかを、皆さんとともに考えていきたいと思います。
- 日時
- 2017年12月16日(土曜日)
13時30分~17時35分 - 会場
- 名称:東洋大学白山キャンパス6号館2階6211 教室
住所:東京都文京区白山5-28-20
交通:都営三田線白山駅・南北線本駒込駅徒歩7分 - テーマ
- 子どもの貧困問題と当事者のリカバリーを支えるソーシャルアクション
- 講師
- 東洋大学社会学部教授・社会貢献センター長 森田 明美氏 他
- 対象
- 福祉専門職および一般・学生
- 定員
- 200名
- 費用
- 一般1,000円/東京社会福祉士会会員・学生500 円/東洋大学学生無料)
- 申込
- 参加ご希望の方は、メールアドレス(tokyoteisyotoku@yahoo.co.jp)まで下記の項目をお知らせください。
1.氏名 2.所属(勤務先)3.当日、連絡可能な電話番号
4.東京社会福祉士会会員の方は会員番号
(定員に達した場合は速やかにご連絡いたします)。
チラシ - 備考
- 主催:公益社団法人東京社会福祉士会
共同開催:低所得者支援委員会・新宿区社会福祉士会
後援:東洋大学社会学部社会福祉学科