2023年度司法福祉公開講座 

2024.01.18

司法福祉委員会

東京社会福祉士会司法福祉委員会では、福祉的支援を必要とする罪に問われた人々を被疑者・被告人の段階から支援する事業に取り組んでいます。その一環として、支援を必要としながら支援につながらず、結果的に加害者となってしまう人々の支援を広く知っていただくための公開講座を開催しています。

第8回目となる2023年度の公開講座は、ジェンダーに関わる問題が支援に与えている影響と、支援の困難さを生み出す要因を考える企画です。新型コロナ5類移行に伴い、4年ぶりに対面会場の定員を広げて、対面とオンラインでのハイブリッド開催としました。どうぞふるってご参加ください。
日時
2024年3月24日(日曜日)
13時00分~16時30分
会場
名称: 会場(アルカディア市ヶ谷(私学会館)伊吹の間)とオンライン(Zoomウェビナー)
住所: 東京都千代田区九段北4丁目2−25
交通:JR中央線(各駅停車) 市ヶ谷駅から徒歩2分
地下鉄 有楽町線・南北線 市ヶ谷駅(A1-1)出口から徒歩2分
地下鉄 新宿線 市ヶ谷駅(A1-1・A4)出口から徒歩2分
テーマ
「ホスト」や「メン地下(メンズ地下アイドル)」など、女性が男性の性的魅力を消費する「推し活」ビジネスが拡大しています。「推し活」につぎ込む資金を得るために犯罪に加担したり、疑似恋愛の破綻から自傷や他害に及んだりする事件も起きています。事件を起こした女性の支援では、女性の搾取と加害の関係を「ジェンダーが犯罪に与える影響」に注目して読み解くジェンダー視点が求められます。
本講座では、加害をしてしまった「彼女たちの困難」と支援する「私たちの困難」を対話で結びながら、被害と加害が交錯する女性の支援に求められるジェンダー視点とは何かを考えます。
講師
松原 弘子氏(話題提供・コーディネーター、東京社会福祉士会司法福祉委員会)
三上 早紀氏(司法的課題解決の立場から 特定非営利活動法人風テラス 弁護士)
Aさん(回復者の立場から)
橋本 久美子氏(福祉的課題解決の立場から 母子生活支援施設ポルテあすなろ ソーシャルワーカー)
後藤 弘子氏(総括コメンテーター 千葉大学法科大学院)
内容
詳細はこちら
主催
公益社団法人 東京社会福祉士会 司法福祉委員会(豊島区南大塚3-43-11福祉財団ビル5階)
協力
宮城県社会福祉士会司法福祉委員会、宮城学院女子大学 人文社会科学研究所
定員
会場参加は先着80名まで。オンライン500名
費用
①一般 2,000円、②道府県社会福祉士会の会員・保護司 1,500円、③東京社会福祉士会の会員 1,000円 ④学生及び教員 無料
申込
事前申込制です。下記のURLからお申し込みください。コードも利用いただけます。申し込み後、受講料振込のご案内をメールで連絡します。受講料の振込をもって正式な受付となります。

・オンライン参加の方
https://www.kokuchpro.com/event/93bfb6ed9c9ce86a40825135d2a2ae92/

・会場参加の方
https://www.kokuchpro.com/event/514526d1b6a88831213d93dbc0d994cf/
備考
※このシンポジウムは文部科学省科学研究費18K13001「触法女性障害者の支援に置いて連携する社会福祉士と弁護士のジェンダー観に関する研究」の助成を受けて実施しています。
※オンライン録画の後日配信はありません。
※自然災害の発生、通信状況により、やむを得ず本研修の開催を中止する場合があります。中止の判断基準は、 東京社会福祉士会HPの「自然災害等発生時の研修及び行事等の開催についての判断基準(ガイドライン)」をご参照ください。