刑事司法ソーシャルワーク入門研修

2024.06.25

司法福祉委員会

 
 刑法犯により検挙された者のうち再犯者の割合は平成9年以降増加を続けていましたが、再犯防止推進計画に基づく国及び地方公共団体の施策の実施により、令和4年には47.9%と、わずかながら再犯者の割合が前年度よりも低くなりました。今後ますます地域における取組が期待される分野です。
 非行や犯罪の背景には様々な問題が潜んでおり、社会復帰に当たっての生活環境の整備にはソーシャルワークの力が求められています。刑事司法領域においては公的機関等に社会福祉士が配置され、社会復帰のための支援が行われていますが、地域社会では、罪を犯した人を受け入れる取組に関係する人材は十分とは言い難く、(公社)東京社会福祉士会は司法福祉委員会を中心にこの課題に関わってきました。
 この研修は、刑事司法領域における社会復帰の支援活動である刑事司法ソーシャルワークに必要な法制度や支援、東京都の再犯防止の動き等の基本的な知識と、被害者支援に関わる活動を、社会福祉士及び関係する方々に知っていただくための入門編として企画しました。多くの方のご参加をお待ちしております。
日時
2024年9月1日(日曜日)
10時~16時30分
会場
オンライン(Zoomウェビナー)
テーマ
刑事司法ソーシャルワーク入門研修
講師
戸井宏紀氏(東洋大学福祉社会デザイン学部 准教授)
宮澤夏樹氏(東京都生活文化スポーツ局都民安全推進部共生社会担当課長)
阿部通子氏(第二東京弁護士会)
石井涼子氏((公社)被害者支援都民センター 犯罪被害相談員)
磯貝一宏氏(刑事司法ソーシャルワーカー)
内容
詳細はこちら
対象
社会福祉士、保護観察官、保護司、矯正等の関係者、一般市民、学生等。立場や職種は問いません。
定員
200名
費用
東京社会福祉士会の会員、学生-3000 円、
他の道府県社会福祉士会の会員-4000 円、
一般-5000 円
申込
事前申込制です。定員に達した場合は、先着順で締め切らせていただきます。

下記のURLから申込みください。
https://kokc.jp/e/fca338bbce05185a38ac9e25ca878e7d/ 

QRコードも利用できます。


申込者には受講料振込のご案内をメールで連絡します。受講料の振込をもって正式な受付となります。
備考
録画配信はいたしません