ホームソーシャルワーク実践者養成研修
~ホームソーシャルワークの基礎と実践~
2024.09.13
独立・開業型委員会
2005年より進められてきた独立型社会福祉士名簿登録制度。国内の7月16日現在の登録者数は402名。独立型社会福祉士養成研修の中で語られる「見守り契約」の運用について、今まで東京社会福祉士会独立・開業型委員会(以下、委員会という)では検討を重ねてきました。その中で、福祉制度の狭間になって権利擁護などが行われない事例が多くあることが見えてきました。そのため、委員会では「ホームソーシャルワーク」という名称を用いることが重要で、その運用について、身元保証制度の問題などもクリアした仕組みとして成年後見制度や任意後見制度と連携した別の枠組みとして整備する必要があると考えました。この研修では、その内容と実践方法を学ぶとともに、委員会においてクライエントからの依頼に応え、研修受講者についての情報提供を行うための名簿保管を視野に入れています。また、委員会では独立型社会福祉士名簿に登録されていない方を「開業型社会福祉士」と位置づけ、独立型社会福祉士と協働関係を構築していくことも検討しています。東京におけるホームソーシャルワーク依頼はどのくらいの数になるのか未知数ではありますが、近隣都道府県社会福祉士会の皆様の協力も必要と考えています。この機会にぜひホームソーシャルワークについて学び、一緒に社会の狭間に対応する方法を考えていきましょう。こうした背景から、独立型を目指す方や関心のある方、都外の方もご参加いただけます。みなさんのご参加をお待ちしています。
- 日時
- 2024年10月30日(水曜日)
18時30分~21時30分 - 会場
- ZOOM
- テーマ
- ①「ホームソーシャルワークとは」
・独立型社会福祉士と開業型社会福祉士
・ホームソーシャルワークの必要性と対象者
・研修修了者名簿作成と情報提供
②「ホームソーシャルワークの実践と留意点」
・ホームソーシャルワーク実践方法
・非弁行為等の留意点
③名簿登録と実施方針
チラシ - 講師
- ①渡辺和弘氏(東京社会福祉士会独立・開業型委員会委員長)
②八杖友一氏(東京八丁堀法律事務所・弁護士)
③東京社会福祉士会独立・開業型委員会委員 - 内容
- 「ホームソーシャルワーク実践者養成研修」
~ホームソーシャルワークの基礎と実践~
弁護士からホームロイヤーの中でソーシャルワークとして対応可能な範囲を学びます。
契約によるソーシャルワークを提供する方法や留意点、身元保証との違いを知ることができます。
ホームソーシャルワークは名簿登録と実施方針を意識しながら実践することが大切です。
すでに実践されている人はリスクマネンジメント目的で受講できます。
これから実践する方は新たな知識として学び、世界へ広げていきましょう。
福祉の狭間になってしまう人にアプローチするホームソーシャルワークをみなさんの手でカタチに! - 対象
- 関心のある方、独立型社会福祉士名簿登録者、独立型社会福祉士を目指す方等
- 定員
- 80名
- 費用
- 3000円
- 申込
- こちらからまたはQRコードよりお申込みください。
10月21日(月)先着順
参加の可否と振込方法を10月25日までにメールで通知
申込用QRコード