8月研修会

2018.08.20

ねりま社会福祉士会

　ねりま社会福祉士会8月研修会のお知らせです。
　オープンダイアローグとは、「治療」が難しいとされる統合失調症の「患者」が家族とともに専門チームとの対話を重ねることで危機的状況に対処するという、フィンランド発祥の精神科領域の自然治癒的変化を期待するアプローチです。
　一般に精神科当事者（特に統合失調症）を対象としていますが、「対話」によって相互理解を深め、「違い」を叩き合うのではなく「重視」する接点を求め、「結論」「方針」を急ぐのではなく、当事者と一緒に時間をかけて生まれてくる「信頼」に基づいた「関係」を醸成すると言う点において、対人援助におけるスーパービジョンや相談支援にも深く関わる取り組みです。オープンダイアローグを始めた張本人であるフィンランド・ユバスキュラ大教授のヤッコ・セイックラさんは「生きることそのものが対話である」とも語っています。
　今回の研修会では、対話によるこころのケアについて、一日かけて学びあいます。
日程
2018年8月19日（日曜日）
10時00分～16時00分頃まで
会場
名称：練馬区立石神井公園ふるさと文化館　多目的会議室
住所：練馬区石神井町5-12-16
交通：西武池袋線　石神井公園駅下車　徒歩15分
電話：03-3996-4060
テーマ
～フィンランドで始まった「オープンダイアローグ(開かれた対話)」～
対話によるこころのケアを学ぶ
講師
森川すいめいさん(みどりの杜クリニック院長)
三ツ井直子さん(訪問看護ステーションKAZOC看護師)
岩本雄次さん(ゆうりんクリニックソーシャルワーカー、精神保健福祉士)
対象
このテーマに関心のある方であれば、どなたでも参加できます。
定員
40名
費用
500円
申込
事前申込みが必要です。定員に達するまでメールにて申込みを受けます。
Mail:nerima.koho@gmail.com
備考
会場周辺には飲食店が少ないため、昼食は持参されることをお勧めします。また、研修会終了後は、駅周辺の居酒屋で懇親会の予定があります。