組織の理念
法人理念
私たちは公益を目的とする社会福祉士の団体として、豊かな地域生活の実現ため、責任と誇りをもって 「より添い、ともに悩み、育み、創り出す」ソーシャルワーク実践を行う。
東京社会福祉士会の使命と役割
- 東京をフィールドとしてコミュニティワークを実践し、地域社会の福祉に貢献する。
- 東京における社会施策の充実と改革に寄与する。
- 高い倫理観を保持した、専門的実践力のある社会福祉士を育成する。
- 時代に適合した新たな支援の構築のため、実践に基づく調査研究を行い、広く発信する。
- 利用者本位のソーシャルワーク実践を通して、社会福祉士の社会的認知向上を図る。
設立宣言(1993年)
今、新しい時代の扉を開き
我々は 市民とともに・・・
仲間と共に・・・
新たな一歩を 歩き始める
──創り出そう、首都東京の新しい福祉の連帯──
人は、全て自らの欠乏を克服し、その可能性を最大限に実現する権利を有する。
人は、互いの自由と意思を尊重し、命の尊さを守りあい、豊かな福祉社会を形成するため努力し続ける。
我々社会福祉士は、日本におけるソーシャルワーカーの一員として、個人の尊厳の確保と社会と家庭と個人を地域と生活の両面から支えていく社会福祉の実現を目指し、市民及び他の専門職とともに、具体的・専門的実践を通じて、すべての人の生存権と生活権が保障されることを願う。
我々は、「援助を必要としている人々の人権の擁護と社会福祉の増進に寄与すること」を目的として掲げ、社会福祉士としての資質の向上、相互の連携、社会福祉制度の充実、日本における社会福祉専門職制の確立、発展のための歩みを始める。
1993年は、我が国社会福祉の最大の転換期と言われている。社会福祉関係法が改正され、国レベルでは制度改革、地方分権化の方向が着々と推進されている。時代を画する大きな社会福祉の変動の中で、社会福祉に従事する我々ソーシャルワーカーの果たすべき役割も大きいものであるといえよう。
1987年5月、「社会福祉士及び介護福祉士法」により誕生した国家資格「社会福祉士」は、現在、全国に1,960名を数え、そのうち東京における合格者は260名に達している。
本年1月15日「日本社会福祉士会」が結成され、これとあい前後して全国40を超える県で支部活動が開始されつつある。
この時にあたり我々東京の社会福祉士は、日本社会福祉士会東京支部として、「東京社会福祉士会」を結成し、新たな活動の礎を築きつつ、社会福祉関係者共通の理念・目標の達成に向けて活動を始めることを誓う。
新たな記念すべき一歩を歩き始めるため
ここに「東京社会福祉士会」の設立を宣言する。