司法福祉委員会

●わたしたちのミッション

　被疑者、被告人、受刑者という立場に置かれた人のうち相当数の人が「福祉的支援が必要」であるとされ、司法と福祉の連携強化が今日的課題となっています。地域社会への定着や再犯防止の取り組みは、罪を犯さざるをえなかった本人の“生きづらさ”を理解するところから始まります。その視点から環境に働きかけるソーシャルアクションが、司法福祉ソーシャルワーカーや当委員会に求められていると考えます。

●主な活動内容

• 月例定例会：
  司法福祉に関する社会の動き、研修他の情報提供、勉強会
• 研修（含；社会啓発）：
  司法福祉入門研修、公開講座、専門分野研修
• 刑事司法ソーシャルワーク活動：
  東京三弁護士会と連携し、被疑者・被告人となった福祉的支援の必要な人々への裁判支援と判決後支援。専門ワーカー養成とスキルアップ研修。

●当委員会の特長／特に力を入れていること

　刑事司法は敷居の高い世界ですが、ソーシャルワーカーとして押さえておくべき最新の知識・情報や手続きの流れの実際を咀嚼して、委員会内で共有しています。当委員会での活動を通じて、地域生活で生きづらさゆえにクライエントが犯罪に巻き込まれてしまうような状況をどう防ぐか、どう対処したらよいかを習得できますし、関係機関とのネットワーク構築にもお役立ていただけます。全国的にも、東京社会福祉士会の刑事司法ソーシャルワーク活動は第一線にいると自負しています。

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